18歳の頃から、塾や家庭教師などのアルバイトをしていて
どうも日本の教育はあかんなー
と思い、神戸でちょっと変な学習塾を営んではや1年。
毎回、塾に楽しそうに来る子どもたちを見ていると
学校の教育はどうなっているんだ・・・
という不満がつのってきました。
学習塾では、
「みんなの時間」と称したグループ活動で、
図書館ツアーやブックトーク、プレゼン、竹とんぼ作り、編み物など
子どもたちがやってみたい!と思ったことを
プロジェクト形式で行っていました。
机に向かってする勉強が嫌いな子どもでも
このみんなの時間は楽しいようで、
話し合いや、活動を通して、日々成長を感じることができました。
自分の意見が言えなかった子どもが、
意見を言えるようになったり、
自分は司会は無理だから・・・と
自分に向いた役割を見つけて
とっても上手に書記をしてくれたり、
みんなで出かける時間に、タクシー会社に電話をしてくれたり、
買い物に行ったりと、
社会に出た時に役立つ事を、どんどん吸収していきました。
でもね、
塾だけでは限界があります。
見れる人数も限られてきますし、規模も小さい。
子どもたちが大人になった時に
日本の教育をなんとかしてくれたら と思いますが、
それまでに、何百人何千人の子どもたちが
自分の可能性をつぶしていくのでしょう。
そう考えると、
海外の大学院で学び、日本の教育を、大きな規模で変えたいなー
と、いてもたってもいられなくなったわけです。
教員をしている夫に話すと、
「俺も、人生変えたいと思っていたから」
と、一緒に出願することになりました。
大学院で学び、
今の塾の子どもたちがもう少し大きくなった時に
より良い教育を受けさせてあげたい。
子どもたちには申し訳ないですが、
必ず、私の人生と、みんなの人生は
どこかで交わるはず。
そんな思いで
決断した大学院留学。
自分で考えて、
自分の能力で、世界に通用する人間になってほしい。
そのためにまずは、自分が実践しないといけないから。
行ってきます!海外大学院!