オスロ郊外にある図書館 ①スキー編

オスロ郊外にある図書館 ①スキー編

もうすぐ、ヨーロッパで一番モダンな図書館が、Bjørvika(ビョルヴィーカ=オスロのウォーターフロントエリア)にオープンしますね!

3月28日オープン予定だったこの図書館、コロナウイルスの影響で4月11日現在、まだオープン日未定となっています。

建物の詳細はこちら。写真が多いので日本語でなくても楽しめますよ。

さて、この新しい図書館のような、おしゃれでモダンな図書館・・とは言いませんが、オスロ郊外にもいくつか図書館があるので順に紹介します。

Ski bibliotek

まずは、スキーにある図書館。Googleでの評価4.7です。

Ski-bibliotek-oversikt-16_9 オスロ郊外にある図書館 ①スキー編
Credit: skistorosenter

この図書館は、Nordre Folloコミューナ(市のようなもの)に属しているので、オスロのDeichmanとは違うグループなのですが、カードの申し込みの際にDeichmanのカードを持っていますといえば、すでに持っているDeichmanのカードがここでも使えるように手続きしてくれます。

私はこれを知らなかったので、違うコミューナの図書館のカードで財布が(こちらでは日本みたいな財布は使わないのでカード入れ)パンパンです・・・

統一すればいいんだけれど、デザインが可愛くてついつい使い続けています。

パンパンなのに(2回目)。

Ski-bibliotek-oversikt-16_9 オスロ郊外にある図書館 ①スキー編

実はこの図書館、オスロ郊外で私の一番お気に入りの図書館なんです。

スキーに来たついでに、オスロの図書館がいっぱいで、なんとなく電車に乗りたくて・・・

どんな方にも楽しんでもらえるよう、詳細をご案内します。

場所

スキー駅から徒歩2、3分。

スキーショッピングセンターの2階から直結しています。

Ski-bibliotek-oversikt-16_9 オスロ郊外にある図書館 ①スキー編
Thon Eiendom

もしくは、駅を出て、Thonホテル側に道を渡り、Thonホテルの右側の道をまっすぐODEONの看板のほうへ進んでもらえば見つかります。

ちなみに、この図書館のすぐ横にあるRaabitenというお寿司屋さんは、それなりにいけます。

もちろん寿司というよりもSushiなのですが、悪くないです。Googleでの評価も4.7と非常に高いです。

ノルウェーで2番目に高い価格帯のスーパーマーケットMENYでも売られているぐらいなので、ノルウェー人にも人気なんだと思います。

ODEONの入り口のように見える自動ドアから中に入ると、右手に図書館への入り口があります。

開館時間

ノルウェーのほとんどの図書館は、

  • Selvbetjent åpningstid:セルフサービス図書館(カード不要。15歳以上。)
  • Betjent åpningstid:カードなしで誰でも使える時間(貸出にはカード必要)
  • Meråpent:カードを作ったときに、meråpent(延長開館)での申し込みをしていないと入れない時間(カード必要。15歳以上。)

に分かれています。

ここスキー図書館は、

  • Selvbetjent åpningstid:
    • 月~金:8時~10時
  • Betjent åpningstid
    • 月~木:10時~18時
    • 金:10時~16時
    • 土:10時~15時
  • Meråpent
    • 月~木:18時~22時
    • 金:16時~22時
    • 土:15時~22時
    • 日:12時30分~22時

です。カードさえ持っていれば比較的長い時間使うことができますよ。

なおこちらは、9月1日~5月31日までの開館時間です。

それ以外の時期に行かれる方は、必ずホームページもしくはFacebookで開館時間をチェックしてくださいね。

何がスペシャルなの?

うーん。なんというか雰囲気が良い!

利用者の事をしっかりと考えた温かい図書館です。

勉強したい人は、最上階にある勉強用の部屋、もしくは個室(空いている日がほとんどなので、わたしはよく独り占めしています)で静かに勉強できますし、ひっそりと読書した人は、ちょっと隠れた感じでたくさん設置されている読書スペースがおすすめです。

Ski-bibliotek-oversikt-16_9 オスロ郊外にある図書館 ①スキー編
skibibliotek

ワイワイした感じが好きだったり、友達や家族と話しながら楽しみたい方は、一番下の階がおすすめ。

Ski-bibliotek-oversikt-16_9 オスロ郊外にある図書館 ①スキー編
skistorsenter

ちなみにノルウェーでの図書館の位置づけは、Møteplassつまり集まる場所。

静かに本を読むところというよりも、人の集まる場所に本があり、それぞれの楽しみ方ができる場所 といったところでしょうか。

イベントもとっても盛りだくさんで、毎週語学カフェがあったり、クイズナイトや編み物、読み聞かせ、不用品コーナー、学習サポートなど本当に利用者に寄り添ったものばかり。

これはオスロやトロンハイムなど、大きめの市以外では珍しいことです。

もちろんWi-Fiもサクサク。

おすすめの使い方

朝から行く方は、Ski駅すぐのショッピングセンターでコーヒーと軽食を買って、その足で図書館へ。

コーヒーを飲みながら友達との会話や本を楽しんで、疲れてきたら休憩を兼ねてショッピングセンターをウロウロ。

ランチにお寿司を食べるのも良いですね。

お天気が良い日は近くにある市庁舎(Rådhuset)の前の芝生でくつろぐのもおすすめです。

午後から行かれるのであれば、ランチを近くで食べたあと、イベントに参加するのも良いかもしれません。

本を借りてEGONでおやつもいいですね。

夕方からなら、図書館を楽しんだあとにToo good to goでお値打ちなパンをゲットするのもおすすめ。

Skiショッピングセンターの2階、図書館からすぐのところにあるカフェがおすすめです。

まとめ

旅行者の方も、在住者の方も使える場所なのでとってもおすすめです。

オスロにある図書館とはまた違った感じで楽しいと思います。

オスロから20分ぐらいで来れる場所なので、気が向いた特にでもぜひお越しください。